【物語シリーズ】八九寺真宵「失礼、噛みました」まとめ｜阿良々木暦の名前間違いネタ

八九寺真宵「失礼、噛みました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

阿良々木暦「“ら”が一個多いぞ」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「気分の悪い噛み方してんじゃねぇよ」

阿良々木暦「今度は“ら”が二個多いからな」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違うわざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「わざとじゃない！？」

阿良々木暦「違うわざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「わざとじゃない！？」

阿良々木暦「それだと“ら”が少ないからな」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「ん…阿良々木だ」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「人の名前をうっかり八兵衛みたいに言うんじゃない」

阿良々木暦「ハァ 八九寺、僕の名前をミュージカルみたいに歌い上げるな。僕の名前は阿良々木だ！」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違うわざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「くっ、わざとじゃない！？」

阿良々木暦「人のことを欲求不満みたいな名前で呼ぶな！」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「わざとじゃない！？」

八九寺真宵「神はいた～」

阿良々木暦「どんな奇跡体験を！？」

阿良々木暦が暦「ついにただの誤植になってしまったか…」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う わざとだ…いやそんな場合じゃない！」

阿良々木暦「おおむねそのとおりであって非常に惜しい感じなんだが、しかし八九寺、人を神保町に本で詰まったビルを所有している大英帝国図書館 特殊工作部勤務の紙使いのおねえさんみたいな名前で呼ぶな！僕の名前は阿良々木暦だ！」

阿良々木暦「ものスゲぇかっこいいから、むしろそっちの名前に改名したいくらいだが、しかし八九寺、何度も何度も繰り返して言うように僕の名前は阿良々木だ！」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「わざとじゃない！？」

八九寺真宵「ファミマ見た？」

阿良々木暦「そんな気軽にコンビニの場所を確認されても？」

阿良々木暦「八九寺 僕の名前をファンシーグッズのリトルツインスターズみたいに言い間違えるな　僕の名前は阿良々木だ！つうかお前さっきすっ転んだ僕に対して驚きのリアクションを取るときちゃんと“阿良々木さん”て言ってたじゃねぇか」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

八九寺真宵「はにかみました　エへ！」

阿良々木暦「可愛すぎる！」

阿良々木暦「確かに僕は明日、神原の部屋を掃除する予定だけども だからと言って、別に掃除好きの掃除マニアってわけじゃないんだから、乾いた布での清掃法みたいな名前で僕を呼ぶな。僕の名前は阿良々木だ！」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

八九寺真宵「かみました　はむ！」

阿良々木暦「甘噛み～！！！」

阿良々木暦「今の話の流れで、そんなかみ方をするな！僕が偽物みたいじゃねーか！かみ方において手を抜くな！僕の名前は阿良々木だ！」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「わざとじゃない！？」

八九寺真宵「かみま」

阿良々木暦「略した！“かみました まあ”の略？ ミスに対する誠意ってものが全く感じられねえ！！」

阿良々木暦「ちょっと待て八九寺 僕との対話にもうすっかりうんざりしているかのごとき倦怠感溢れる風に呼び掛けてくるな。僕の名前は阿良々木だ」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「わざとじゃない！？」

阿良々木暦「僕の名前を子守唄みたいに言ってんじゃねぇ。僕の名前はあららぎ…はっ！」

八九寺真宵「でしたね、失礼、かみました」

阿良々木暦「八九寺、僕は今自分がどれだけ不幸だったかって話をしていたところなんだ。 どんな かみ方をするにしたってそんな陽気でハッピーな かみ方だけはしないでくれ。 せめてアンラッキーさんにしてくれ。そして僕の名前は阿良々木だ」

八九寺真宵「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

八九寺真宵「かみまみた」

阿良々木暦「わざとじゃない！？」

八九寺真宵「噛みまみなみさみなみわみあみやみたみはみらみ」

阿良々木暦「よく噛まずに言えるなそんなセリフ！そんなお前に僕は舌を巻かずにはいられないよ！」

阿良々木暦「この町に住んでいる人間で、僕くらい人畜無害なヤツなんて一人もいないんだぜ？」

八九寺真宵「むうう…分かりました警戒のレベルは下げましょう」

阿良々木暦「そりゃ助かるよ」

八九寺真宵「では人畜さん」

阿良々木暦「人の名前を沖縄県の方言みたいに呼ぶな！ 僕の名前は阿良々木だ。あ..ってそりゃ八九寺の芸風だろうが」

戦場ヶ原ひたぎ「失礼、かみました」

阿良々木暦「違う、わざとだ」

戦場ヶ原ひたぎ「かみま死ね」

阿良々木暦「やっぱわざとだ！」

阿良々木暦「で、八八寺」

八九寺真宵「阿良々木さん寺が1個減っています」

阿良々木暦「ああそうか、気が付かなかった悪い…八七寺」

八九寺真宵「寺が１つずつ減っていくシステムなのですか！」

阿良々木暦「八六寺」