アニメ大好きブロガーのペロフネ(@perofune)です。
僕が今期アニメの中でも注目してるしてる作品の1つ『ウマ娘プリティーダービー Season2』があるのですが、第8話が神回でした。
アニメ放送されてからもう5回は観てるくらいには名勝負が繰り広げられてました。
第2期のウマ娘で特にフューチャーされているのが第8話でもメインで描かれた「ライスシャワー」です。
「ライスちゃん」と呼ばれるくらいには愛くるしい彼女ですが、レースで見せた姿に可愛らしさは見る影もありませんでした。
この記事ではアニメで繰り広げられたライスシャワーとメジロマックイーンの激戦についてと実際のレースと比較して徹底解説していきます。
- ライスシャワーって実際はどうだったの?
- 元ネタはある?
- 知ってると面白いポイント
などを紹介します。
アニメ『ウマ娘』を配信しているサービスを以下にまとめたので、まだ観てない人はぜひチェックして観てください。
VOD
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Abema プレミアム
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ウマ娘Season1(第1期)
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ウマ娘Season2(第2期)
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月額料金(税抜)
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1,990円
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400円
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933円
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408円
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888円
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562円
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960円
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800円
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無料期間
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31日間
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31日間
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2週間
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30日間
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2週間
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30日間
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2週間
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なし
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『ウマ娘プリティダービーSeason2』第8話の振り返り
第8話では主にメジロマックイーンとライスシャワーの天皇賞春のレースが中心。
天皇賞2連覇し、3連覇の偉業に挑むメジロマックイーンの走りに注目が集まっています。
出走した時点で無敗のウマ娘だったトウカイテイオーを打ち負かした最強のステイヤーとなったメジロマックイーンの人気は断然でした。
誰もがメジロマックイーンの3連覇に期待していた中、有力ウマ娘として出走したのがライスシャワーです。
菊花賞では無敗の三冠ウマ娘の偉業を阻止したことで世間からヒール的な立場になってしまった彼女。
ライバルであり、尊敬していたミホノブルボンの後押しもあって、天皇賞春に出走することとなります。
第7話の時点で涙腺がヤバかったオタクです。
天皇賞春にはその他にも大逃げがトレードマークのメジロパーマーやメガネがトレードマークのイクノディクタス、着実に力をつけてきたマチカネタンホイザが出走します。
「メジロマックイーンとその他」というような構図で天皇賞春のゲートが上がることになります。
天皇賞春のレース回顧&レース結果
大方の予想通り、メジロパーマーが逃げを主張してレースが展開していきます。
世の中の競馬ファンの期待を一身に背負ったメジロマックイーンは前年の天皇賞春とは違って先頭集団でレースを進めます。
ライスシャワーはメジロマックイーンをピッタリとマーク。
マチカネタンホイザ、イクノディクタスは後方でじっくりと脚を溜めることに徹します。
レースが動くのは2周目の第3コーナー。
逃げるメジロパーマーを早めに交わし、先頭に立つメジロマックイーン。
その動きを待っていたかとばかりにメジロマックイーンについていくライスシャワー。
4コーナーを過ぎ、直線に向いた時点で両者のデットヒートが始まります。
先に抜け出すメジロマックイーン、猛然と追いすがるライスシャワー。
3連覇を観たいファンたちの声援がメジロマックイーンを後押し、ライスシャワーに対する悲鳴も聞こえる最後の直線。
勝負はライスシャワーが並ぶまもなく交わし、先頭でゴールします。
メジロマックイーンの3連覇が観れなかった落胆、悪夢のような悲鳴、さまざまな感情がレース場を包み込みます。
前回の菊花賞でミホノブルボンの三冠を阻んだ後でのメジロマックイーンの3連覇の阻止。
再びヒール役になったライスシャワーを、ライバルであり自分が走るきっかけとなったミホノブルボンに優しく迎えられるという感動的シーンで幕を下ろします。
ウマ娘ライスシャワーとメジロマックイーンの考察・解説【実在馬・実際のレースとの比較】
ここからはウマ娘のライスシャワーとメジロマックイーンについて考察・解説していきます。
実在した名馬ライスシャワーとメジロマックイーンの天皇賞春を比較していきます。
OPにライスシャワーの映像が追加された
第8話からオープニングが変わっていたことに気づいたでしょうか?
#ウマ娘2期 8話より
あれ?オープニング変わったね!ライスが追加された! pic.twitter.com/zHbCeJ2G8v— 迷い猫、3月8日軽井沢恵生誕祭!球詠、ごと嫁、ウマ娘、俺ダンジョン最高! (@7mKQlt09O68EiRz) February 24, 2021
OP終盤でライスシャワーが登場してました。
「あなた、普段ロリっ子じゃなかった?」と思ってなんとなく観てた人も多いかもしれませんがライスシャワーです。
レース中も目から青い炎がゆらゆらしてましたが、元ネタがあります。
JRAが制作したCM「THE WINNER」です。
ウマ娘オープニング改変、JRAライスシャワーCMリスペクト驚いたなぁ #ウマ娘 pic.twitter.com/77HG6wssNu
— シャキポン (@snowsakuya) February 22, 2021
極限まで削ぎ落とした身体に、『鬼』が宿る。
王者「メジロマックイーン」の3連覇を阻んだ、『漆黒のステイヤー』。
『ヒール』か…『ヒーロー』か…
『悪夢』か…『奇跡』か…
その名は…ライスシャワー
背景にある満月、目に宿る青い炎などからも元ネタになってるのは間違いないでしょう。
アニメ制作陣からライスシャワーに対するリスペクト精神がほんの数秒だけど感じる神シーンが付け加えられていました。
ライスシャワーの黒いオーラの正体
メジロマックイーンの前に現れたとき、ライスシャワーは黒いオーラを発しています。
メジロマックイーン「猛獣…私を食いちぎらんとするあの雰囲気はなんですの?」
メジロマックイーンが怖気づいてしまうほど、どす黒いオーラを放つライスシャワー。
もはや「鬼」が宿ったと言っていいほどです。
黒いオーラの正体は実在した名馬ライスシャワーを紐解くとわかります。
天皇賞春に出走した際のライスシャワーは前走からマイナス14キロ、極限までに肉体を削ぎ落として出走しました。
自らの身体を削り、全集中して出走していたんですね。
天皇賞の前のトレーニングでライスシャワーが靴を何足もボロボロに履き潰してるのもここから来ています。
デビューして以来最も軽い体重で挑んだのがこの天皇賞春だったりします。メジロマックイーンに勝つために極限までに追い込んでいたことを見事に表現していたオーラでした。
メジロマックイーンがゲート入りを拒むシーン
ライスシャワーの雰囲気に感化され、ゲート入りを渋るメジロマックイーンが描かれていましたが、実際の天皇賞春のレースでもありました。
武豊騎手が、尻尾を持ってゲートに促します。
細かいネタの多さがウマ娘の魅力の1つだったりします。
ライスシャワーがグラスワンダーに似ているの意味の解釈
観客席でライスシャワーを見たスペシャルウィークは「宝塚記念の鬼気迫るグラスちゃんに似ている」と言います。
それに対してひょこっと登場するグラスワンダー。
宝塚記念で激戦を繰り広げ、スペシャルウィークを負かしたウマ娘です。
スペ「なんでライスちゃんはグラスちゃんに似ているの?」
グラス「それはわかりません。ですが、運命的な何かを感じます」
このセリフのやり取り、競馬ファンなら「なるほどね」と思って見てました。
スペシャルウィークとグラスワンダーは実際の時系列的にはライスやマックイーンよりも後の時代に出てきた名馬たち。
乗っていた騎手を見てみると結構簡単にわかります。
- スペシャルウィーク:武豊
- グラスワンダー:的場均
- メジロマックイーン:武豊
- ライスシャワー:的場均
グラスが「運命的な何か」と発言したのは、実際の名馬に騎手が同じという運命であると解釈することができます。
アニメのレース実況と実際のレース実況の比較
天皇賞春のレース実況はアニメとレース実況に共通点があります。
それは、メジロマックイーンを贔屓に実況しているということです。
メジロマックイーンが挑むのは、これまでの天皇賞の歴史で未だ成し遂げられたことのない三連覇という偉業です。
実況が多少贔屓するのは仕方がないことでもありました。
贔屓しているなと感じたのはライスシャワーがメジロマックイーンを交わす前のシーンです。
実況「マックイーンの三連覇、またしても偉業を阻むのは、このウマ娘か!ライスシャワー!!」
実際のレースでもマックイーン>>ライスシャワーの実況となっており、忠実に再現されていました。
ウマ娘制作陣が競馬史に基づいて、制作していることがわかります。
実際のレースではゴール後に「関東の刺客、ライスシャワー。 天皇賞でも圧倒的な人気のメジロマックイーンを破りました」と実況されています。
ライスシャワーが叩き出したレコードタイム
この天皇賞春でライスシャワーは驚異的なレコードタイムを更新します。
電光表示板に出た3.17.1は実際のレースタイムと同じです。
ウマ娘でのレースは着順なども実際のレースと同じ馬番だったりします。
名馬ライスシャワーのその後【ネタバレ】
ここからは名馬ライスシャワーのその後に注目して解説していきます。
おそらくウマ娘のライスシャワーがメインで描かれるのは今回がラストでしょう。
それは実在したライスシャワーを紐解くとわかります。
天皇賞春の後にケガをし、その後はスランプに陥る
メジロマックイーンとの激戦を制したライスシャワーはレース後に骨折が判明。
宝塚記念などに出走することができなくなります。
怪我から復帰した後も、1着でゴールを駆け抜けることのないスランプに陥ります。
それほどまでに天皇賞春が激戦だったことを物語っていて、ライスシャワーにとって負けられない一戦だったこともわかります。
2年ぶりの天皇賞春の出走で奇跡の復活
天皇賞春の前哨戦でも負けてしまったライスシャワー。
「ライスシャワーはもう終わった」
そんな声が囁かれる中、メジロマックイーンの3連覇を阻んだ天皇賞春に2年ぶりに出走します。
メジロマックイーンが見せた2周目の3コーナーからのロングスパートと同じようなレースで2着の馬をハナ差退けて1着でゴール。
この1着は約2年ぶりの1着。
天皇賞春でメジロマックイーンに勝利して以来となりました。
この走りを見た当時の競馬ファンは「軌跡の復活」と呼びます。
ファン投票第一位で出走したライスシャワーの宝塚記念での悲劇
復活を遂げたライスシャワーはヒールから一転してヒーローとしてファンに愛されることになります。
競馬ファンの人気投票によって優先出走権が与えられる宝塚記念。
当時のファン投票で、ライスシャワーは第1位の支持を集めます。
ファンの期待を背負って出走したライスシャワー。
しかし、この宝塚記念では悲劇が待ち受けていました。
ライスシャワーはレース中の骨折により競走中止、安楽死されることになります。
ヒール役からヒーローになったライスシャワーは、このレースで悲劇のヒーローになってしまうのです。
『ウマ娘』ライスシャワーとメジロマックイーンのまとめ
競馬がもとから好きな僕はアニメ第8話を見る前からレース結果を知ってました。
なので、どうやってライスシャワーを描くのかを楽しみにしていました。
観てみると、想像を遥かに超えるほどの出来の良さ。
制作陣の本気を見ることもできたし、実在する名馬をリスペクトしながらエピソードを切り取っていることを再確認できました。
「美少女キャラがワイワイしているアニメでしょ」と思って観てない人もいるかと思いますが、レースに対するウマ娘たちの情熱や勝負への駆け引き、手に汗握る展開は観ていて興奮します。
安定した作画、エフェクトを加えた演出は今期アニメの中でもトップレベルです。
まだ観てない人、ちょっとでも興味があるひとはぜひ観てみることをオススメします。
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